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思い出 ~夕闇ノスタルジック~
ネットサーフィンしてたら見つけた神曲。

ZWEIWORTER ~僕らの世界~

オススメ!



本題であります



何の気もなしに家の中を歩いていると、懐かしい物が目に留まった。

110421_2248~01


ひどく無骨な将棋盤。
マスの大きさは不揃いで、いかにも「手作り」という雰囲気を醸し出している。
丸めることも折りたたむこともできない嫌にスペースを取るそれは、追いやられるように部屋の隅に立てかけられていた。
小学生の頃の記憶が想起する。
視覚、聴覚、触覚、嗅覚。
そこには、確かに幼いころに持っていた情熱が残っていた。



まだ小学生だった頃のこと。
友人の家に遊びに行くと、友達二人が知らないボードゲームで遊んでいた。
真剣な表情で盤を見つめる二人。
友人を虜にしてしまうような何かが「それ」にはあるのだろうか。
おずおずと仲間に入れて欲しいと頼む。
「えー、ルール教えるの難しいし」
「二人用だし……ね?」
やんわりとした拒絶。
なんだか嫌な空気になって、一人で先に帰ってしまったんだっけ。

後で両親に聞くとそのゲームは「ショウギ」と言うらしい。
自分だけが遊ぶことのできないゲーム。
考えれば考えるほどにむしゃくしゃした。
そんな時に聞いた祖母の言葉。
「もしかしたら蔵に将棋盤があったかもしれないね」
聴いた瞬間、脳に電流が走ったような気がした。
俺に将棋を教えて欲しい!
面倒がる祖母を急かして蔵から将棋盤を持ってきてもらった。

ホコリと泥にまみれた盤は、とても将棋が打てるような状態ではなかった。
必死になって風呂場のシャワーで汚れを洗い落とす。
水は冷たかったし、泥で服はぐしゃぐしゃに汚れた。
特にマス目の間は泥がぎゅうぎゅうに詰まっていて、爪で掻き出すようにしないと綺麗にならなかった。

かまうもんか、今はただ将棋が打てればそれでいい!

あと少しで胸のなかのもやもやした気持ちと決別できるのだ。
そのことを考えたら、こんな作業は苦でもなんでもなかった。

綺麗になった盤を使って祖母と生まれて始めての将棋を打つ。
当然ルールなんかわからない。
教えてもらいながらのたどたどしい打ち方。
でも、プレイしてみて理解した。
確かにこのゲームには魅力が詰まっていた。

「――ちゃん才能あるわ、将来はプロ棋士になれるわよ」

今思うとお世辞だったんだろうし、孫可愛さだったんだろうけど。
その提案は、幼い瞳にとても魅力的に映った。



――今の俺に、あの時の熱はあるんだろうか?
大きな炎は、あっという間に薪を燃やし尽くしてしまう。
自分の中にあるのは、燻っている炭や灰だけなような気がした。

しばらく思い耽った後、急に笑いが込み上げてきた。
……柄にもなく、辛気臭い気持ちになってしまった。

確かに思いは炭になったかもしれない。
でも、一度火がついたら炭の方がただの薪より長く燃えるさ。

だから――。

楽しかったことも、悔しかったことも、
嬉しかったことも、辛かったことも、
全部全部ない交ぜにして――

盤に駒ごと打ちつけた。

ぱちんっという小気味よい音が部屋に響き渡る。

空は夕暮れ、気分はノスタルジック。
昔の自分にさようなら。
縁があったら、また。

心の中の燃料だけを持って、

盤を部屋の隅に押し込めた。




追記でコメ返!
ヤマタノチルノの頃が嘘のようだ…
今度はカラー期待ですな!

分公さん


懐かしいw
まさに液状化してましたからねアレ。

期待しても出ないものは出ないっすw


事の新犯人←

orisayoさん


功労者の間違いでは!?
感謝感謝ですー。
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[2011/04/22 00:19] | 雑記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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